嫌なお客さんをブロックする方法

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「まゆかさん、今月に嫌なお客さんがきました。嫌なお客さんをブロックするような対処方法ってなんかないんでしょうか?」
というご相談を生徒さんからいただきました。

まず、結論からお伝えさせていただきますと…..
『あなたの価値観を明確にして、線引きをすることをオススメします』

目次

なぜ、お客様を線引きするのがいいのか?

よく、こういったお客様相手のビジネス業だと…..「お客様は神様だ!」という方がいますよね?
お客様も「お金を払ったんだから!お客さんの方が立場が上」と思っている人もいます。

私は、『お金を払ってもらったら、全員お客様は神様だ!』とは一切思いません。

高校生の頃に、とんかつ屋のバイトをしていた時のお話です。
私が最初に働いた『とんかつ屋A』の亭主は、『お客様は神様だ!』精神の人でした。
なので、どんなに嫌なお客さんでも、社員が悪いと思ってしまう亭主で、嫌なお客さんがわがままを明らかに言っていたのにも関わらず、全部要望を聞いていたのです。

すると、いいお客さんが、次々とその『とんかつ屋A』に寄り付かなくなってしまい….
嫌なお客さんが、常連客に次々となっていくので、社員もアルバイトもエネルギーが下がってしまい
次々と辞めていったのです。

その後、私もそこの『とんかつ屋A』を辞めて、数ヶ月後に別の『とんかつ屋B』で
働けることになり、店舗は小さいのに『とんかつ屋A』よりも開店と同時に
人が押し寄せて、平日だろうと土日だろうと、開店から閉店まで人が絶え間ない人気店でした。

でも、その人気の秘密が….3年アルバイトさせていただいて、よくわかったのです。
『とんかつ屋B』は、自分のとんかつを食べてもらいたいお客様が明確でした。
たまに、新規さんで….態度が悪かったり、店員に対してひどい対応をするお客さんが来た時のことです。

『とんかつ屋B』の奥さんが、嫌なお客様に向かって「今後こういったことをするなら、二度とこなくて結構なんで」と言って対応をしていたのです。
そんな時に、私は『とんかつ屋B』の奥さんにこう問いかけました。

「いいんですか?せっかく店に来てくれたお客さんを、あんな感じで帰してしまって….」

「いいの!いいの!うちはみんなが気持ちよく、このとんかつを食べて笑顔で帰って欲しいんだよ。
だから、1人でもあー言ったお客さんがいると、周りのお客様や、働いてもらっている人も
嫌な気持ちになってしまうでしょ?だからね….お客様であっても神様ではないんだよ」

そんな風に言っていました。
だからでしょうか?その『とんかつ屋B』の常連客は、すっごくいい人ばかりで、接客する側やお客様という境がなく、アットホームな雰囲気の『とんかつ屋B』だったので

口コミが広がって、いいお客様だけが『とんかつ屋B』を愛し、毎日来てくれる人もたくさんいました。

この経験から気づいたことですが…….

『好きなお客様に囲まれている人ほど、自分もお客さん自身も同調しているので、エネルギーが湧き最終的な売上げも倍になる。
だからこそ、お客さんの線引きは必要なんだ』
ということに、気づかされました。

お客様の線引きをする方法

では、お客様の線引きをするための、質問をいくつかご用意しましたので、質問に答えてみてください。

1、あなたの価値観で大切にしていることはなんでしょうか?

あなたとお客様との価値観が合わないと、後々、トラブルになる可能性が高いです。

滝川の場合
(例)お金を楽に簡単に稼ぎたい!といった、起業した目的が『お金稼ぎ』でビジョンがない人
(例)お金を稼げれば、やりたいことはなんでもいいと思っている人

2、あなたが嫌だなと感じる人はどんな人でしょうか?

今までの人生の中で、(苦手だな…)と感じた人はどんな人でしょうか?
あなたが(苦手だな…)と思う方をお客様にしても、あなたもお客様も苦しむだけです。

滝川の場合
(例)なんでも言うこと聞いてくれそうと、依存して自立しようとしない人
(例)素直に人のアドバイスを聞き入れない人
(例)否定的な人や、否定的に物事を捉えている人

3、あなたのビジネスで、救いたい人は誰ですか?

救いたい人と、救えない人を決めておきましょう。誰でもいいですよ!となっていると、お客様の満足度が下がってしまいます。

滝川の場合
(例)幼少期のブロックがあり、精神的に病んでいる人
(例)うつ病の方

まとめ

いかがでしたでしょうか?参考にしてみてください。

私も、2017年頃に….トラブルになってしまったお客様がいました。
そのお客様は出会ったときに、とある協会に所属されていたのですが、悪口がすごくて
「あの先生の教え方が悪い」「あの人が、全て悪い」とばかり言われていました。

ですが、集客に困っているとのお話しだったので、私はそのお客様を快く受け入れました。

でも、そのお客様は….全く課題をやってこず…..
集客できるようになりたいと言いながらも、いつも「体調が悪いからできなかった」としか言われませんでした。

このままの状態では、私に投資した意味がなくなってしまうと思って、なんとかお客様に行動してもらおうと、代行までするようになり、夜中まで私は仕事をしていたのにも関わらず….

次第に、お客様はどんどん文句が多くなり、結局は最後に「辞めます」と言われたんです。
その後ですが、そのお客様のブログを読んでみると….そこには『私の誹謗中傷』が書いてありました。

本人が行動しなかったことを棚にあげて、ひどい書かれようでした。
私は、一生懸命そのお客様が行動しやすいように、代行まで行っていたのに、ショックを受けてしまい、精神的に病んでしまったことがあります。

この経験から、誰でも困っているからとお客様にしてしまったら、サポートしたくても
お互い歪みあったり、お互いがギスギスした状態でサポートすることになるので、よくないと感じました。

だからこそ、みなさんにも、ぜひ『お客様の線引き』をきちんとして、好きなお客様がいる環境を作っていってください。

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